一級建築士試験ミニマル勉強法

平凡な人間が一級建築士試験に挑戦したらどうなるか?失敗や勉強のポイント、コツなどを紹介していきます。

一年目の学科試験不合格

私は一級建築士試験に挑戦して今年で3回目です。

1年目は、学科試験で不合格。

2年目は、学科試験に合格して、製図で不合格。

今年3年目で結果を待っているところです。

性格がおおざっぱなので、勉強方法はシンプルでミニマルにしたい。

そのため、勉強を始める前にざっくりと下記のように計画しました。

学科試験:教科書と過去問題集を本屋とネットオークションで購入して勉強する

製図試験:大手ではない受講料20万円くらいの小規模の学校で勉強する

学科試験については、上記の方法で2年目に合格できました。

1年目は、合格点90点のところ89点で1点足りず不合格でした。

試験当日の自己採点では90点だったので、もしかして合格かもしれないと思い
学科試験の合格発表まで製図の学校に通っていました。

問題用紙のチェックを丸付けすると90点なので、おそらくマークミスがあったのだと思います。

1点に泣きました。

その後、1月くらいまでは何も勉強しませんでした。

年明けくらいからまた勉強を再開して、2年目に102点で合格しました。

学科試験については、資格学校に通う必要はありません。

よく、独学で頑張ると言うと、そんなことやってると何年もかかってどうせ最後は学校に通うことになると忠告されます。

たしかに、勉強しないと合格できませんが
最初から資格学校に通って、不合格になり何年も通い続ける受験生も多いです。

なので、学科試験については学校に何十万円も払う必要はありません。

特別な頭の良さも必要ありません。

私は入学試験のない専門学校卒業ですし、センター試験も受けてない、学歴とは無縁の人間です。

地頭も頭の回転も特別良くありません。

実務も実施設計をバリバリやっているようなタイプではありません。

 

そのような人間でも独学で合格できます。

 

逆に大卒院卒で実務もバリバリという頭の良い人達が学科試験ではバンバン落とされています。

建築界では、建築士試験では資格学校に通うことがさも当然のように考えられています。

なぜ頭の良い人たちが、盲目的に数百万円も学校に払うのか私には理解できません。

しかも、学科試験は製図試験と違い、きちんと勉強すればよほどの失敗が無い限り合格できます。

勉強とは具体的には過去問です。

私は過去問を、1年目は頻出過去問1300問(計画200問、環境200問、法規300問、構造300問、施工300問)を3回やりました。

それで1年目は89点。

2年目は、頻出過去問1300問を2回、過去問7年間分(125問×7年分)を3回やりました。

それで2年目は102点。

合格点は90点です。

この勉強量は、受験生の中でもかなりやっているほうだと思います。

正直しんどい分量です。

でも、これくらいやれば、学科試験は余裕で合格できます。

 

2年目は、少し勉強をやり過ぎているくらいでもう少し他のことに時間と労力を使ってもよかったですし、本来は1年目で十分合格できる実力はあったと思います。

 

一点の取りこぼしの重要性を学びました。