一級建築士試験ミニマル勉強法

平凡な人間が一級建築士試験に挑戦したらどうなるか?失敗や勉強のポイント、コツなどを紹介していきます。

平成29年度製図試験終了

先週日曜日、本年度の製図試験が終わりました。


私ももちろん受けました。


私は今年3度目の製図試験で、いわゆる角番といわれる年でした。


結果は、致命的なミスをおかしていたため、今年も不合格と思われます。


悔しくて残念ですが、私の勝手な思い込みが招いた結果です。


ミスの内容は、客室の眺望の向き(湖または山側指定)を南北に向けたというものです。


私は通信教育で問題をもらい採点してもらうという勉強方法だったのですが
その問題では客室の眺望の向きを限定しておらず
全て南北または東西に客室を配置できる問題だったのです。


ずっとその形式でエスキースをしていたため
その思い込みで南北に客室を配置してしまいました。


問題作成者に非があるということではありません。


私は本番中4回は問題文の該当箇所を確認してOK!と書いています。


それでもスルーした自分のミスが悪いのです。


また、仮に本番中の思い込みがしょうがないとしても
客室の眺望の向きを指定してくることは本番前に十分予想できたことです。


通信教育の資料のどこかに記載があったかもしれないし、3度目の私は予想可能でした。


ミスを防ぐ方法はたくさんあったのです。


結局今年の私は最初のゴール設定が間違っていたのです。


ゴール設定とは、どんな建物を作ればいいかということです。


正確なゴール設定が出来なければ、合格はありません。


正確なゴール設定には、正確な課題文の読み取りが必要です。


あらためて注意深く問題文を読むことの重要性を学びました。